槇原敬之 アルバム:underwear 曲:PAIN 2005.06/18 【Sat】23:59 |
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今日は「PAIN」という曲で、僕の中でもかなり上位に入ります。
自分だけにしかわからない痛みを抱えながらも孤独に戦い続ける主人公のお話。話せる友達がいる・いないではなく、話したところで自分にしかわからないゆえの苦痛がうまく表現されていて切ないです。 だけど決して暗かったり悲観する曲じゃない。 ある時を境に人はこうやって成長していくのかもしれないな、と思わされる一曲。 ただ、この曲、例によって歌が一本のストーリーになってるので、最初から最後まで歌詞を聞いていないと曲のよさがわからない。 主人公に何かつらいことがあって逃げ出したい気分になり、実際本当に逃げ出したりもするけどまた舞い戻ってくる。 捨てたいと思う痛みを持ち続けることでそれがきっと誰かのために役立つだろうと思い立つまでの経緯そのものが勇気を奮い立たせてくれるので、お前ら一語一句聞き逃すなと(爆)。 こうやって淡々とあらすじを書いちゃうと味気ないけど、やっぱり詞と曲がマッチしてそこで初めて良さが生まれると思うので是非聴いてもらいたい一曲。 だけどこの曲、せっかくいい事言ってるのに最後がわかりづらい。 |
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見慣れない自転車が 駅前に増えた |
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これ、何度も頭の中で反芻して何となくわかったけどイマイチまだよくわかってない。 要は見慣れない自転車が駅前に増えたっていうのは、時の移り変わりを意味してるんだろうな。 春が来れば新入生や新社会人が町を出入りし、1人暮らしを始めたりして駅前の様子もだいぶ変わってくるってことだと思う。 で、そういう世の中の人が持ち寄った夢をここで支えられるうちは・・・・って。どーいうこと?ちょっとわかりづらい。というか日本語おかしい(爆)。 何となーく、 「他の人が頑張ってるなら自分も頑張らなくちゃ」 っていうことかなーって気はするけど一節の構成が気になって、これじゃちょっと、槇原ファンじゃない人が聞いたら「いい曲だなあ」とは思えないかもな。残念。 そしてラスト。 おかんはこの曲を聴いて 「僕の郵便番号は1から始まる、ってどういうこと?」 って僕に質問してきたんですが、これもやっぱり歌詞を最初からちゃんと聴いていない人にはわかりづらいかも。 主人公はこのストーリーの前半で、車に乗ってどこへともなく逃げ出そうとしてるわけです。 東京でくじけそうになったわけですな。 だけどやっぱり今いる場所で頑張らなくちゃいけないと思い直し、再び東京へ帰って来る。 東京の郵便番号が1から始まったかはよく憶えてませんが、つまり1から始まる郵便番号っていうのは主人公が今住んでる場所を指し、その番号がそのまま変わらずにいるってことは、今いる場所から逃げ出さずに主人公は東京で頑張り続ける決意をしたってことだというのは、歌詞をよくみればわかるんですけどね。 でも確かにこのワンフレーズだけ聴くと「どーいうこと?」になりやすい。 |
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